目立ちたい病
最近、目立ちたいっていう若者が極度に増えている気がします。
自称ネットアイドルで、注目されたくて放火までしちゃった「くまぇり」とかのニュースを見ると、
彼女は顕著すぎるけれども、彼女ほどで無くても、目立ちたい欲求が強い若者が増えていると思います。
何かあると、「自分が」と思う。
たいしてかわいくもないのに、アイドルになれると信じている年頃の女の子
なぜか自分には、不思議な、特別な力があると信じ続ける男の子
意味もなく自信がある。そういう若者が増えています。
これは、いい傾向でしょうか。
もちろん、自分に自信を持つことは大事だと。
「個性が大事」「主張が大事」という教育がなされてきました。
「みんな違ってみんないい」っていう教育の流れがありました。
たしかに、世界的に見たら、自己主張もせず自信もない人物はよしとされません。
しかし、日本国内においては、奥ゆかしさといいますか、自信があっても、それを見せず、
力があっても、それを誇示せず。という文化の流れがあります。
日本人なのに、なぜか、そういう流れに乗せようという力が働いた結果、
この「目立ちたがり」な若者が増えたのです。
彼らには、いくつかの共通点があります。
まず、自分に自信がある。しかし実際には中身がないので、大変もろいのです。
自信があるわりに、実質的なアクションは起こしません。
例えば、アイドルになる資質がある~♪と言いつつ、オーディションを受けたりはしません。
真に力のあるものは、努力せずとも自然と道が開けるのだと、言い張ります。謎ですが。
スカウトとかを期待しているのでしょうか、よくわかりません。
また、共通して、友達が少なく、なにかあっても相談できるような相手がいません。
威張った態度ばかりなのですから、当然といえば当然ですが。
さらに、かなりの高確率で、親の愛情不足が背景にあります。
幼児期の愛情不足が、「愛されたい」⇒「認められたい」⇒「目立ちたい」と変換されていると考えられます。
本人はそのことに、気付かないことが多いでしょう。
もともと謙虚なはずの日本人であるのに、やたら目立ちたがる子どもは、
もはや、病気といえるのではないでしょうか。
自分のお子さんが、小学校で突然、学級委員に立候補した。と先生から連絡をうけたならば、早急に対処すべきです。
自分の友達が、インターネットなどで、顔写真を公開し始めたら、それは、かなり病状が進行していますので、やんわりと止めてあげてください。
そのまま放置していますと、症状は悪化し、よい将来は期待できません。
目立ちたさが裏返って、くまぇりのように突飛な事件をおこす。
自分が認められないのは、今の世界が間違っているんだと悲観し、引きこもる。
自分が認められないのは、今の世界が間違っているんだと悲観し、破壊行動が現れる。
などです。
もちろん、幼い子どもが、夢をもつこととは、ちがいます。
「将来はサッカー選手になる!」「ケーキ屋さんになるんだ~!」など、
従来の子どもの持つ、夢や希望とは性質の異なるものです。
そこに気付けないと、大変なことになりますよ。
いまネットの世界で少し流行っている言葉「中二病」も、この目立ちたがりに類するでしょう。
まぁ、健全な「中二病」は、これまでもありましたし、成長過程のひとつのステップでもありますから、
騒ぐことではないと思います。
ただ、何事もそうですが、顕著になると、手に負えなくなります。
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